2020/02/15 18:06

仕事や勉強の合間にほっと一息のティータイム。

大好きな時間です。



最近イギリスのテレビドラマ版名探偵ポワロをよく見ているのですが、皆さん何かにつけてすぐお茶をしています。
相談しに来た人にもお茶を出しますし、興奮していたり眠れなかったり泣いていたりする人がいたら「お茶を入れましょう」と誰かが言います。
そしてアールデコ時代の美しいテーブルウェア、少なくともカップとソーサーで優雅にお茶をお召しになるのです。

↑ヘイスティングとミスレモン

いい文化ですよね!わたしは好きです。すぐお茶する文化。
ドラマを見ているとわたしもついついお茶を入れてしまいます。

さて、イギリスのお茶文化といえばアフタヌーンティーですが、もっと気軽に手軽にイギリスっぽいティータイムを楽しみたい時にはクリームティーがオススメです。
↑田舎町でのクリームティー

クリームティーというのはアフタヌーンティーの一種なんですが、一般的に紅茶とスコーン、それにジャムとクロテッドクリームが添えられたティーセットです。
これにサンドウィッチなどの軽食やケーキが加わってくるとアフタヌーンティーになるのですが、それだとちょっと量が多いんですよね。

なので、ちょっと疲れてちょっとお腹も空いてちょっとイギリスらしいことがしたいな、という時にはクリームティーがおすすめなんです。

イギリスの田舎町に旅行して、歩き疲れた時にローカルなカフェでクリームティーをするひとときは本当に幸せな気持ちになれます。

↑コルチェスター(Colchester)で見つけたティールーム

ちなみに、クリームティーはもともとデヴォン州(Devon)とコーンウォール州(Cornwall)の名物です。
デヴォン州ではスコーンにまずクロテッドクリームをのせ、その上にジャムをのせて食べるのに対し、
コーンウォール州ではまずジャムをのせ、その上にクロテッドクリームをのせて食べるのだそうです。
そしてお互い自分たちの食べ方が正しいと言い合っているとかいないとか。
それぞれにこだわりがあってイギリスらしいですね。

↑デヴォンでいただいたクリームティー


最後に、、こちらは現在目黒にあるアンティーク家具ショップのジェオグラフィカさんにてお取り扱いいただいているティーセット。
19世紀後半イギリスの、シルバープレート、ティーポット・シュガーボウル・ミルクジャーのセットです。
気になるかたはお問い合わせお待ちしております♪